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【後半】都内23区の単身向け賃貸事情|今すぐ動く人だけが得をする理由 投資需要と金利が家賃に与える影響

time 2026/03/20

【後半】都内23区の単身向け賃貸事情|今すぐ動く人だけが得をする理由 投資需要と金利が家賃に与える影響

近年、都内の不動産は「住むため」だけでなく「投資対象」としても非常に人気があります。

特に港区・中央区・渋谷区などは、国内外の投資家が積極的に購入しています。

なぜかというと、
「東京の不動産は資産価値が落ちにくい」
という認識が強いからです。

ここで重要なのは、投資用物件のオーナーは“利回り”を非常に重視するという点です。

例えば、
・購入価格が高くなれば
・その分、家賃を上げないと収益が合わない

という構造になります。

つまり、物件価格の上昇=家賃上昇の圧力になります。

これは株式でいうと「高値で買った株は高く売りたい」のと同じです。
オーナーも当然、できるだけ高い賃料で貸そうとします。

ネット普及で“いい物件は一瞬で消える時代”に

ここは、30年前と今で最も大きく変わったポイントです。

昔は、
・不動産屋に行く
・紙の資料を見る
・内見予約をする

という流れでした。

しかし現在は、

・SUUMOやHOME’Sで即検索
・スマホでその場で問い合わせ
・オンラインで申し込み

というスピード感です。

これにより何が起きているかというと、

「良い物件は“公開された瞬間”に勝負が決まる」

という状況です。

実際に現場では、

「内見前に申し込みが入る」
「募集開始から2時間で終了」

というケースも珍しくありません。

これはまるで、人気アーティストのライブチケットのようなものです。
「あとで考えよう」は通用しません。

更新する人が増えて“市場に出る物件が減っている”

もう一つ見落とされがちなのがこれです。

最近は、

「家賃が上がっても引っ越さない人」が増えています。

理由はシンプルで、

・引っ越し費用が高い
・次の物件の家賃も高い
・手間が大きい

だからです。

結果としてどうなるかというと、

空室が出ない
新規募集が減る
出てきた物件に応募が集中する

という流れになります。

これは椅子取りゲームと同じです。
椅子(物件)が減れば、競争は激しくなります。

【実体験】急ぎの引っ越しで失敗する人の共通点

ここで少し現場の話をさせてください。

急遽上京する方で、よくある失敗がこれです。

失敗例①「比較しすぎて決められない」

「もう少し良い物件があるかも…」
→検討中に他の人に取られる

これは非常に多いです。

失敗例②「現地に来てから探そうとする」

地方から来る方に多いですが、

「とりあえずホテルに泊まって探す」

→ すでに良い物件は消えている

失敗例③「相場を理解していない」

「この条件でこの家賃は高い」と感じて見送る
→実はそれが“今の相場”

【成功パターン】すぐ決まる人は何をしているか

逆に、スムーズに良い物件を押さえる人には共通点があります。

① 事前に相場を理解している

「このエリアならこのくらい」という基準を持っています。

② 優先順位が明確

・駅近が最優先
・築年数は妥協できる

など判断が早いです。

③ 即決できる準備をしている

・必要書類を揃えている
・初期費用の準備ができている

つまり、チャンスを逃さない状態を作っています。

急いで引っ越すあなたが今すぐやるべきこと

では、この記事を読んでいるあなたがどう動くべきか。

結論はシンプルです。

① 「理想」ではなく「現実の相場」を受け入れる

まずはこれです。

今の東京は、

「昔の感覚では借りられない」

という前提に立ってください。

② エリアを少し広げる

例えば、

・港区 → 品川区・江東区
・渋谷区 → 中野区・杉並区

など、少し外すだけで選択肢は増えます。

③ 情報が出る前から動く

信頼できる不動産会社に相談して、

「退去予定」の段階で情報をもらうことが重要です。

④ 即断できる状態を作る

これは本当に重要です。

・保証会社の準備
・収入証明
・初期費用

すぐ出せる状態にしておくことで、勝率が大きく変わります。

まとめ|都心の家賃が上がる中で勝つために

ここまでお伝えした通り、現在の都内23区の単身向け賃貸市場は、

・供給不足
・人口集中
・価格高騰
・投資需要
・スピード競争

これらが重なり、家賃が上がるのが当たり前の構造になっています。

つまり、

「待てば下がる」という状況ではありません。

むしろ、

「早く動いた人が良い条件を取る」市場です。

最後にお伝えしたいのは、

あなたの引っ越しは“タイミング勝負”だということです。

迷っている間に、良い物件はどんどん消えていきます。
逆に、正しい知識を持って動けば、短期間でも納得できる部屋は見つかります。

どうか「情報を知っただけ」で終わらせず、
今日から具体的に動き出してください。

あなたの新生活が、良いスタートになることを心から願っています。

《出典》

・住宅着工統計(国土交通省)
令和7年度 住宅経済関連データ – 国土交通省

・不動産価格指数(国土交通省)
地価・不動産鑑定:地価公示 – 国土交通省

・人口移動報告(総務省統計局)
統計局ホームページ/住民基本台帳人口移動報告

・不動産情報ライブラリ(国土交通省)
不動産情報ライブラリ