この施設について
公園 深山幽谷をイメージした中国の風情漂う庭園
【儒教の趣好が色濃く残る】
江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖・頼房が江戸の上屋敷内に造った庭園で、国の特別史跡および特別名勝に指定されております。中国の文人たちが好んで歌や絵の題材にした西湖や廬山など、各所に中国の名所の名をつけた湖・山・川・田園の景観を配し、中国の情緒に溢れる仕上がりです。静かで雄大な印象は、明るく開放的な「六義園」と好対照になっており、2つの庭園を見比べてみるのも楽しみのひとつといえるでしょう。
【庭園を彩る草花】
総面積7万㎡メートル以上と非常に広大な園内には、蓬莱島と徳大寺石を配した大泉水を中心に、ウメ、サクラ、ツツジ、ハナショウブなどが植えられており、四季を通じて情緒豊かな景色をご覧になれます。テナガエビ、スジエビ、サワガニ、モクズガニ、マシジミなどの生き物にも遭遇できるかもしれません。
【催し】
5月には竹細工講習会と田植え、9月には稲刈り、11月にはワラボッチ講習会と紅葉祭り、12には雪祭り、2月には梅祭りが開催されます。美しい景観を愛でながら、貴重な日本文化を学ぶのもよいでしょう。
【施設】
涵徳亭(集会場)
▶利用時間
PM12:30~PM4:00(昼の部)
PM5:00~PM8:30(夜の部)
※昼の部・夜の部の通しでのご使用も可能です。
▶利用人数
5名様以上からご利用いただけますが、ご使用人数に応じたお部屋をご案内させて頂きます。
▶利用料金(昼の部、夜の部共通)
①広間(いす席 定員40名) 5,800円
②円月・不老・蓬莱(いす席 定員各15名) 各2,100円
③別間(和室15畳 定員20名) 3,900円
④日本間(和室8畳 定員10名) 2,100円
【概要】
▶住所
東京都文京区後楽1丁目
▶アクセス
都営地下鉄大江戸線「飯田橋」(E06)C3出口下車 徒歩3分
JR総武線「飯田橋」東口下車 徒歩8分
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」(T06・Y13・N10)A1出口下車 徒歩8分
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園」(M22・N11)中央口下車 徒歩8分
▶開園時間
AM9:00~PM5:00(入園はPM4:30まで)
▶休園日
年末年始(12月29日~1月1日)
▶入園料
一般:300円 65歳以上:150円
一般:240円 65歳以上:120円(20名以上の団体の場合)
※小学生以下および都内在住・在学の中学生、身体障害者手帳・愛の手帳・精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付き添いの方は無料。みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)は無料
▶年間パス
一般:1200円 65歳以上:600円
一般:4000円 65歳以上:2000円(9庭園共通年間パスポート)
▶TEL
03-3811-3015
※土曜日・日曜日・祝日のAM11:00とPM2:00に無料の庭園ガイドを行っております。
http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/outline030.html